December 01, 2005
紅白歌合戦
今年の紅白はこんな顔ぶれに！ 2005年紅白歌合戦、出場者決定!!
（Yahoo!ミュージック − ミュージックマガジン）
はっ？
まさやん、出るとですか？
何を歌うとですか？
"８月のクリスマス"？
まさか"セロリ"？
ちょっと違和感もあり。
嬉しいような寂しいような。
ファン心理というのはフクザツです。
ま、なんだかんだ言っても観てしまうのだけど。
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最近の山崎まさよし方面の我が家の音楽事情を少々。←誰も聞いてませんて？（笑）
ワタクシのノートPCでi-TunesやCDを動かすと猛烈に発熱して、時にオーバーヒートします。かといって、この季節に冷却ファンを回せば足元が凍てつきますし、アンプやらCDプレーヤーやらの電源を入れCDを入れ換えてまで音楽を聴くのは億劫になってしまい、最近はYahoo!ミュージック サウンドステーションのAll Time山崎まさよしばかり聴いています。
"心拍数"というCDは9枚の地方限定版と通常版の10枚同時発売でした。ワタクシは通常版しか買っていませんので、Yahoo!ミュージック サウンドステーションのAll Time山崎まさよしでは各地方版が聴けるのはかなり嬉しい。そして、シャッフル具合がなんともいい感じです。CMが少なくて短いのも好感度高いです。
たまにかけ忘れているとムスメが「きょうは やまざきまさよしさん かけないの？」と言います。ムスメのお気に入りはOne more time, One more chance"と"Passage"で、この2曲がかかると遊びの手を止めて、おもちゃのギターを取り出し、激しく熱唱します。シングルカットされていない曲でもほぼ全て知っているので、常に鼻歌を歌っています。インチキくさ〜い歌詞が、かなり笑えます。そういう意味でもヒジョーに楽しんでいます。
ポリドール (2002/05/29)
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November 24, 2005
ネイルカラー
結婚前は、ガテン系の仕事をしていて素足やビーサンという装いが多かったので、手だけではなく足の爪にも色を欠かしたことがありませんでした。女らしさを主張したいという下心もありましたが、元々チマチマした作業が好きなので、シールを貼ったりラインストーンを付けたりと楽しんで塗っていました。
現在の仕事は手先を使うのですぐにはがれてしまうし、一応は家事育児に勤しむ主婦ですから爪もあまり伸ばせない、そしてダンナがマニキュアを好まない等々の事情で、ここ数年、マニキュアをつけたことがなかった貞淑なワタクシですが、お化粧に興味津々の庶民派プリンセス・ムスメのアグレッシブなリクエストにより、久しぶりに手足の爪を染めてみることにしました。
ドラッグストアでムスメが選んだ淡いピンクのパールが入ったネイルカラーを、ムスメの「かわいい〜 すてき〜」という大絶賛付き監視の元で塗ったのですが、予想通り、こんな可愛らしい色は似合いませんでした。肌の張りを失った手足に、爪だけが浮いてます。やっぱり無難なベージュにすればよかったです。
気を取り直して、マニキュアが乾くまでの間、優雅に雑誌でもめくろうか、はたまたDVDでも見ようかと思った時に、猛然とお花摘みに行きたくなってしまいました。ピーンチ！しかし、今、トイレに行けば、マニキュアが崩れます。確実に手の爪は塗り直さなければなりません。
えっと・・・除光液が・・・あ、最近の若い人はリムーバーって言うんですかね・・・んっと・・・ない・・・です・・・買い忘れました・・・（汁）
膀胱の限界と闘いながら、こんな基本的なことを忘れているだなんて、腐女子としてどうなの、ワタクシ？という思いが脳内を駆け巡り、大変にセツナイ時間を過ごしました。＿|￣|○
【本日の教訓】
・マニキュアを塗る前にはトイレに行くべし。
・マニキュアと一緒に除光液も買うべし。
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帰宅したダンナに手先足先をアピールしましたが、あっさりさっぱりすっきりとスルーされました。ダンナがそれを好まないという理由ではなく、何のことやらまるっきりわからなかったモヨウです。ダンナに、「可愛いよ」だの「キレイだよ」なんて甘い言葉を期待するほど図々しくはないつもりですが、せめて労いの言葉とか、いえいえ、そんな優しい言葉じゃなくてもいいんです。「あ、塗ったのね」でも「俺、マニキュア嫌い」でもいいんです。気付いて。ぷりーず。
April 25, 2005
人の情けが身にしみる
指輪をなくしてからすっかり凹んでいたわけですが、そんな中でも嬉しい出来事がいくつかありました。
限定品だったのでもうメーカーにも在庫はないだろうとは思いましたが、一か八かで問い合わせをしたら、担当者さんがとても親身になって探してくれました。残念ながら見つからなかったのですが、こちらが無理なお願いをしたにも関らず、「お力になれなくて申し訳ありません」とまで言って下さいました。
凹んだワタクシを心配してメールをくれた友達や、このネタを拾ってお見舞い下さった方までいらして、本当に励まされました。
ダンナも、鬱陶しく凹む妻を責めるわけでも叱るわけでもなく、ワタクシが欲しがりそう、且つ、ダンナの懐具合に合った指輪のWEBページをせっせと送って（注：多忙のため、この3日ほど家に帰って来ていないので）くれました。
未練がましくまだ家中のあちらこちらを探してはいますが、やはり見つかりません。でも、こんな嬉しいことがあったので、ちょっと元気が出てきました。多謝。
April 23, 2005
指輪物語
念には念を入れて、今日も探しましたが、やはり見つかりません。凹。
ゴミ箱もあさりましたが、ありませんでした。凹。
この数日の行動経路も辿ってみましたが、ありませんでした。凹。
この6年弱、お守りのように毎日つけていた指輪です。凹。
ムスメの出産の時でさえはずさなかった指輪なのです。凹。
すいません、言い方を間違えました。凹。
はずさなかったのではなく、あの時ははずせなかった指輪です。凹。
ダンナからもらったたった２つの指輪のうちの１つ（結婚指輪を除く）でした。凹。
指が妙に軽くて違和感を覚え、手を見ては、「あっ！ないっ！」と冷や汗をかいています。凹。
そして、また「そうだった・・・。なくしたんだった・・・。」と思い出してはどんよりしています。凹。
気分が滅入ってやけ食いをしてしまい、気持ち悪くなってリバースです。＿|￣|○
凹凹凹と鬱陶しくてごめんなさい。凹。
でも、しばらくはこの凹みから立ち直れそうもありません。凹。
April 22, 2005
探したけど見つからないの
婚約指輪、何度も何度も探してみましたが、やはり見つかりませんでした。ダンナにももちろん話して謝りました。ダンナは「もっといいの買ってやるから気にするな」と言ってくれました。もっといいのはもちろんありがたく買っていただきますが（をい）、あの指輪がなくなってしまったというのは、精神的にかなりダメージを被りました。ワタクシの不注意なのですけどね・・・。凹。
April 21, 2005
婚約指輪の行方
婚約指輪をなくしてしまいました。ティファニーの立て爪やカルティエのオーダーメイドなんてたいそうなものではなく、どちらかと言えばファッションリングに近い物なのですが、ワタクシ達が結婚した2000年の2000の文字がデザインされた記念の指輪だったのです。
緩いなぁと思いつつも、直しに出さなかったのがいけないのですよね。とても気に入っていて毎日つけていたのですが、気づかないうちに抜け落ちてしまったようです。いつなくなったのかもわからないし、家も車もくまなく探したけど見つかりませんでした。ううう・・・（滝涙）
April 12, 2005
春高楼の
辛気くさい話で恐縮ですが、先月受けた人間ドックの結果が届きました。ワタクシ、幼少の頃より腎炎の持病があり、婦人科系にもあれやこれやと問題があったりします。その他、耳、歯、頭痛、肩こり、生理痛等々のマイナートラブルも満載で、主治医（友達）に「おまえが提供できる臓器は目（角膜）だけだ！」と断言される強弱虚弱体質なのですが、今回、新たなる病名が追加されました。
"慢性肝炎"です。まるで大酒飲みのようではありませんか。イメージだけで「一升瓶抱えて飲みそう」とか「飲みすぎー！」とか言われるのですが、実のところ、ワタクシはお酒がいただけないのでございます。アルコールが飛んでいない煮物のお汁でさえも、いい具合に酔っ払ってしまうほどなのです。ビールはコップ（注：ジョッキではなく、コップです）半分でもへべれけです。お祝いの席でシャンパンをグラス1/3ほどいただいた時には、泥酔して人にからみまくったことも。
それなのに！ああ、それなのに、それなのに！昨年までの"肝機能障害"からぐぐ〜んとグレードアップです（原因は薬の副作用なんですけどね）。あと、子宮ガン検診も昨年までの"クラス��"から"クラス��"にレベルアップ！腫瘍マーカーも"経過観察"から"要受診"へアップ！アップ！アップ！
花の宴ならぬ、臓の炎が満開なのでした。＿|￣|○
※それぞれ専門医に受診していますし、緊急を要するというわけではありませんので、どうぞご心配なきよう。
October 04, 2004
初体験
ワタクシ、携帯電話をどこかに忘れてきたり失くしたりということは今までしたことがなくて、過去に紛失2回、置き忘れは無数に犯しているダンナを嘲笑っていたのですが、今日、初めて携帯電話を置き忘れるという失態を演じました。置き忘れた場所はわかっていて、そのお店に電話で問い合わせたらあっさり見つかったのですが。
忘れっぽくなるというのも、なにか、こう、ねぇ・・・？（小首を傾げて、あくまでも可愛らしく、いつまでも初々しく、どこまでも可憐に）
September 22, 2004
三回忌
父が亡くなってから2年。遠い遠い昔の出来事のような、でも、日々遺影に手を合わせているというのに、まだ父が元気でいるように錯覚することもあり。
7月17日、とても敬愛した故・石原裕次郎さんの命日に倒れた父（さすがヲタク主婦の父、ミーハーです：笑）。それから2ヶ月、終に意識は戻ることなく逝きました。この写真は、父が倒れる2日前。ムスメにおやつを食べさせているところです。これが父の姿を納めた最後の写真になってしまいました。この数分後に、1歳2ヶ月だったムスメが初めて「じー」と呼び、父は涙を浮かべて大喜びしたのでした。
September 19, 2004
ケッ！
昨日から胃痛、腹痛、頭痛に耐えていたのですが、ついに熱も出てきました。それなのにダンナは今日も仕事です。「ちゃんと薬飲んで、寝てなさいよ」と言い捨てて出かけて行きやがりました。ない薬をどうやって飲めと？3歳児抱えて、どうやって寝ていろと？（涙）
と文句を言っていても治らないので、病院に行ったところ、急性腸炎と判明しました。医師曰く、「ストレスと過労で体が弱って抵抗力が低下していたのだろう」と。点滴して薬を飲んで、しばらく養生すれば治るとか。
ダンナにもメールで知らせました。すると、いつもは連絡不足&遅延でワタクシに怒られまくりのダンナが、すぐに返事を送ってきました。やはり妻のことが心配だったのかしら・・・。
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> 急性腸炎でした。
> ストレスと過労ですってよ。
> ほら、私ってばデリートだから。
デリートなの？押したら消去？
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あﾞあﾞ、ぐーやﾞーじー（涙） ＿|￣|○
September 18, 2004
ストライキ
プロ野球もストライキだそうですが、ワタクシの胃腸もストライキです。昨日までの食欲は何だったのでしょう？という感じです。胃腸が全ての働きを放棄され、気持ち悪いのに吐けない、お腹が痛いのに出ない。ついでに肩もパンパンに張って、頭もガンガン痛い。でも薬も飲めない。おまけにダンナは帰って来ないし、ムスメはグズグズ言うしで、悶絶すること数時間。辛かったでちゅ・・・（涙）
September 13, 2004
スイマー睡魔
この数日、普通に睡眠はとってるはずなのに、猛烈に眠いです。
気がつくと意識を失っていて、ムスメに「おきてー」と叩き起こされます。
体力が低下しているのか・・・それとも・・・（ぐっと涙をこらえて）。
September 09, 2004
セツナイ・・・
夕食に豚キムチ炒めを作りました。ワタクシは激辛部員（カレーレベル：辛口＋チリソース）ですが、ダンナは辛いものが苦手（カレーレベル：甘口）なので、辛さ控え目にしました。いえ、したつもりだったのですが、味見をしてみたらちょっと辛過ぎたようです。
ワタクシ「ごめん。ちょっと辛いかも。」
ダンナ 「（一口食べて） え？ぜんぜん辛くないけど？」
ワタクシ「は？そう？けっこうピリピリくるけど？」
ダンナ 「ていうか、自分の分に唐辛子足さないの？」
ワタクシ「これ以上辛いと食べられないかも。」
ダンナ 「味も薄いよ？ぷっ。」
ワタクシ「『ぷっ』って何よ？」
ダンナ 「いや、美味しいです。ぷっ。」
100%のグレープフルーツジュースが飲めなくなり、ラーメンより日本蕎麦に安らぎを覚え、脊椎反射でサンドウィッチよりもおにぎりを選んでしまうようになったこの夏。激辛部からも引退しなくてはいけないのでしょうか？その前に、ダンナをぶっ飛ばしてもいいですか？
August 16, 2004
潤いが
ここ数年、肌が乾燥する時には"THE BODY SHOP"の"BODY BUTTER"のパパイヤを愛用しています。マンゴーの香りも好きなのだけど、マンゴーはつけ心地が重すぎて、パパイヤの方がワタクシの肌には合っているようです。乾燥肌ではないワタクシには、それすらも冬の間だけで、夏はムスメのJohnson&JohnsonのBABY LOTIONを借用する程度でも足りてしまいます。
しかし、昨夜のことです。風呂上りに膝や踵があまりにかさつくので"BODY BUTTER"を塗ってみました。ら！スポンジが水を吸収するが如く、クリームが肌に吸い込まれていくではありませんか！去年の夏までは"BODY BUTTER"を塗るとベタベタしていたはずなのに！かなりの量を塗り込んでもベタつきません。
これは・・・もしかして・・・壁・・・じゃなくて・・・床・・・でもなくて・・・天井？・・・いや、違う・・・廊下・・・とか・・・そんな・・・そんな・・・そんな・・・。
July 05, 2004
銀河の歴史がまた1ページ
KASOKEN satelliteの研究員Aさん、ネタを振って頂いて（笑）、ありがとうございました。
で、銀河英雄伝説の話です。まず前置きをさせて頂くと、ワタクシ、小説は読了していません。まだ5巻あたりをウロウロしています。DVDも2箱目までしか見ていません。そこから先の概要はダンナからの伝聞とネットでちらりと読んだだけなので、こんなワタクシが偉そうに語ってしまうのもいささかお恥ずかしいのですが、今まで見聞きした中からの感想を少々申し上げますと・・・。
ええと、ワタクシは、ヤンとラインハルトは根本的に似ているのではないかという読み方をしています。両者共に、（所謂、家庭の事情などの）自分の努力ではどうにもならない事象があって、自分が進む道が、自分の意思とは違う方向に進んで行きます。それに対して、"復讐心（というか、人を見返してやろうという気持ち）"を燃やしてしまった"動"のラインハルト。必要以上に自分が傷つかないために激しい感情を押し殺した"静"のヤン。
そして、どちらも苦悩していると思います。ただ、悩み方が違う。ラインハルトは人知れず苦悩する。ヤンは、苦悩している部分を隠さない。それは、それぞれの"男の美学"の相違というのでしょうか、置かれた環境の違いもありますが、田中氏はとにかく2人を対極に描きたかったのだろうなぁという感想を持っています。同じ環境（体制）の元に従事している同僚とか友人というシチュエーションならば、無二の親友になり得たのではないかと。
もう少し、ストーリーを読み進めたら、また違う感想になるのでしょうか・・・。
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我が家では、もっと表面的な部分で相方を揶揄する際に、銀英伝の登場人物が出てきます。例えば、何か深い考え事をしているような時は、「ラインハルト〜、どうしたの〜？」と聞いてみるとか。実際のところ、ワタクシもダンナも、悩んでいるような顔をしている時って、ただボーっとしてるだけなんですけどね（笑）。あと、ダンナが会社の愚痴をぶつぶつ言いながらも頑張っているような時には、「ヤンも大変だねぇ」と言って、ちょっと和んでみたり。
ちなみに、銀英伝の中では好きなタイプ（誰もそんなこと聞いちゃいないって？笑）は、ミッターマイヤーです。愛妻家なのはもちろん、義理人情に固いところも、それに何よりも劇画版の容姿が直球ストレートで好みなんです（笑）。ワタクシに息子がいたら、キルヒアイスかユリアンのように育って欲しいと思うのですが、我が家にはムスメしかおりませんので、娘婿にぜひ。
ダンナに「銀英伝の中で好きなキャラクターは？」と聞くと、間髪入れず「オーベルシュタイン」と答えるのですが、どういう解釈をしたらいいのか、未だにわかりません（遠い目）。
July 03, 2004
誕生日
今日はワタクシの誕生日でした。28歳84ヶ月になりました！（殴）
あまりマメではないダンナですが、ムスメとワタクシの誕生日には、欠かさずにお花をプレゼントしてくれます。本当にささやかなものだけれど、家計を握っているワタクシとしてはダンナのお小遣いを知っているだけに、その気持ちが嬉しいから、日々の不平不満はグッと飲み込んでしまうのです。
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追伸：
BlogPeopleの"Birthday Blogサイト"からのご来訪下さった方も多いようです。ありがとうございます。この機会にリンクリストに追加して下さった皆様もありがとうございました。
April 04, 2004
4月4日
昌浩くん（仮名）はワタクシの小学校時代の同級生です。親同士も知り合いだったので、互いの家に招き合うような仲の良い友達でした。しかし、ワタクシは女子中学校へ進み、昌浩くん（仮名）は全寮制の男子校に進学したため、卒業以来会うこともありませんでした。
20歳を過ぎた頃に再会したのは、ひょんなきっかけからでした。その頃ワタクシは東京で働いていたのですが、会社の上司であるA氏に「面白い店に連れてってやる」と言われ、新宿3丁目のとあるお店に行きました。そこは、"ショーパブ"なのですが、従業員のおねえさま方が全員男性です。早い話が"オカマバー"です。
A氏は「この人がママ。まだ若いけどね。」と紹介してくれます。ママさんは、ちょっと童顔ですがなかなかカワユイ人です。当時も今もほとんど化粧をしないワタクシに向って「いらっしゃいませー。」と愛想良く言った直後に「ちょっとアータ、女だからって、素顔で勝負しようなんて生意気ね」とかまして来る辺りはさすがママです。実際のところ、化粧をしたその顔や手入れの行き届いた髪、気合いの入った衣装選びでは、ワタクシ完全に負けていたのでぐうの音も出ませんでした。
話しているうちに、どうやら、A氏はこのママさんのことが好きだということがわかってきました。会社では硬派で通っているA氏がそういう趣味だとったのか〜と、大人の社会を垣間見たようで、当時の純情だったワタクシはたいそう驚きました。そんなA氏がなぜワタクシをこのお店に連れて行ってくれたのかは謎が残りますが、ふとした気まぐれだったのでしょう。
小1時間ほど世間話やオカマ業界の裏話なんかを聞かせてもらい、接待のコツなんかを伝授してもらってから、ママさんが意味深な顔で「アータ、出身はどこ？」と聞いてきました。「え？生まれは東京ですけど？」と答えると、耳元で「小学校は東京じゃないでしょ？」と言います。
そして畳みかけるように「まだ気が付かないわけ？」と言って含み笑いを続けます。ワタクシは、しばしママさんの顔を眺め、その顔から化粧を剥いで髪を短くした姿を想像してみました。
・・・げっ、昌浩（仮名）じゃんっ！
素敵な再会です。小学校の同級生（男）と10年近くの時を経て再会するにはこれ以上ないくらいに素晴らしいシチュエーションです。しかも彼は、ワタクシの上司が彼女にしたいと狙っている男です。どうリアクションしたものかとしばし悩んでいたら、それを察した昌浩くん（仮名）は「Aさんを帰してからゆっくり話しましょう。どこに住んでるの？中野？帰りはタクシーで送ってあげるから心配いしなくていいわ。」と小声で言いました。
閉店の時間まで何事もなかったように飲んで騒ぎ、ほろ酔いのA氏をタクシーまで見送り、ワタクシはその店に戻りました。昌浩くん（仮名）はお店のおねえさんたちに「お疲れさま〜、あとはアタシがやっておくから帰っていいわよ〜」と言い、ワタクシには「アータ、お腹空いてるんじゃない？ちょっと待って、なんか作ったげるから」と、カウンターに入り、夜食を作り始めました。火曜サスペンス劇場にも出演しても違和感なさそうな貫禄です。
2人並んで昌浩くん（仮名）特製の鯛茶漬けをすすりながら、お互いの近況などを話しました。風の噂で聞いていたので、「ちょっと、昌浩（仮名）〜、おばさん心配してるらしいよ〜。アンタ、ずっと家に帰ってないでしょう？」と言ったところ、昌浩くん（仮名）は「でもぉ、この姿見せた方が心配するでしょう〜？」と困った顔をします。ちなみに昌浩くん（仮名）のご両親は教職者です。心配するというよりも、卒倒すると言った方が正解かもしれません。
昌浩くん（仮名）のお兄さんは確か東京大学とかいう学校に通っていたはずで、昌浩くん（仮名）も同じ学校を受験すると聞いていたので、「学校は？」と尋ねると、「東大中退のオカマ、かっこいいでしょう？」とさらりと言ってのけます。お兄さんのことは「あの人だってゲイなのに隠してるのよ。長男だからカミングアウトできなのも可哀相だけどね。でも、たまにここにも来るし、親にはアタシに会ったって言ってるらしいわ。」と言います。この業界にも長男の重責というのはあるもようです。それでもご両親とのコンタクトのラインは残っているようなので、やや安心しました。
住んでる場所もわりと近いことがわかり、お互いのマンションを行き来したり、ワタクシは接待で昌浩くん（仮名）のお店を使ったりして、友情が復活しました。当時、比較的お金に不自由していたワタクシに洋服を与えてくれたり、食事を奢ってくれたりしたこともありました。A氏と昌浩くん（仮名）は親密な関係には発展しなかったようですが、この再会からまもなくしてA氏がワタクシに大きな仕事を任せてくれたのは昌浩くん（仮名）と無関係ではないとワタクシは今でも思っています。本人に聞いても「ちょっとアータのことを誉めただけよ。」としか言いませんが。
ワタクシが四国の実家に引っ越してからも、たまに電話で話したり、メールでのやりとりが続きました。ワタクシが結婚して大阪に移り住んだ頃から、昌浩くん（仮名）が大阪のとあるお店に年に2〜3回ペースで出張して来るようになり、今では、そのたびに一緒にお茶したり食事をしたりしています。
好きな人（男性）はいても、自分の子供を持つことはないであろう昌浩くん（仮名）は、実は大変な子供好きで、ムスメをとても可愛がってくれます。「若い頃にはアータに貸しがあったけど、こんな可愛いムスメと遊ばせてくれるんだから、今はアタシが借りができちゃったわー」などと言って、会う度におもちゃのお化粧セットを「ママみたいに女を捨てちゃダメなのよ」と余計な一言を添えてプレゼントしてくれたり、フリフリのお洋服を買ってくれたりと、いいおじさんおばさんっぷりを発揮してくれます。
憎まれ口を叩きながらも、出産祝いに高級エステご招待などという洒落たプレゼントをしてくれたのも昌浩くん（仮名）です。お肌のコンディションを同級生（男）に心配されるワタクシに問題があるとかいう話は言及しないで下さい（涙）。
「家に遊びにおいでよ」と誘っても、「ダンナさんがアタシに恋しちゃったらどうすんのよ？悪いけど、アタシの方がいい女だし。」とか言って家には来ません。実際のところはワタクシにこんな特殊（笑）な友達がいることで、ダンナが気分を害したりすることを心配しているようです（過去にそういう経験があるもよう）。ウチのダンナは全然平気なのですが（笑）、無理強いをしてもお互いに気分が良くないので、これからも、こうして付かず離れずの良い関係が続いていくのだと思います。
そして、ワタクシは毎年4月4日になると昌浩くん（仮名）にお節句をお祝いするメールを送ります。今年はどんなラブリーなデザインにしようかしら？と迷うのも楽しかったり。ゴージャスで可愛らしいものが大好きな昌浩くん（仮名）は好みにうるさいのです。
余談ですが、そんな昌浩くん（仮名）の誕生日は5月5日です。
March 13, 2004
リンクについて
BlogPeopleのリンクリストに、いくつかの日参しているサイト様をリンクさせて頂きました。
今までは巡回にはてなアンテナを使わせてもらっていたのですが、登録作業そのものがBlogPeopleの方が簡単なので、私的ブックマークとしてBlogPeopleのリンクリストを使わない手はない！と思った次第で、やっとその作業に着手したわけです。
と、ここで糸式名物のリンクについての前説をば（笑）。
弊サイト：糸式＠SIDE-Aはリンクフリーです。トラックバックや引用以外の場合はトップページ http://akiko.s28.xrea.com/mt/ にひとつ。
但し、アダルトサイトからのリンクはお断りさせて頂きます。また商用の場合は、事前にご連絡を頂きたいとか、そこらへんは、常識的な範囲でお願いします。あと、画像の流用や直リンク、著作権侵害に当る行為はいかなる場合においても禁止ですとか、そのあたりも犯罪にならないようにぜひ。
また義務ではありませんが、「リンクしましたよー」とか「BlogPeopleやMyBlogListに登録しましたー」とどこかにコメントのひとつも残して頂けると大変嬉しいです。小躍りして喜びます。そちら様のURLを残して頂きましたら、時間が許す限りお邪魔させて頂きたいと思っております。
しかしながら、リンクバックの強要はどうかご容赦下さい。BlogPeople等の被リンク数やアクセス数を伸ばすためにリンクしまくるという概念は、ワタクシにはございません。でも、そういう考え方をされる人を否定しているわけではありませんので誤解のないように。あくまでもワタクシは、相互リンクというのは、お互いに誠心誠意コミュニケーションを取った上で良好な関係が築けたら、自然に増えて行くものだ考えております。どうかご理解下さい。
こちらからリンクさせて頂く場合、連絡をご辞退されている場合を除き、ご連絡差し上げるようにしておりますが、もし不都合がございましたら、どうぞご一報下さいませ。
もちろん、こちらからリンクさせて頂いたからといっても、リンクバックのご配慮は不要でございます。弊サイトをご覧頂いた上で「リンクしてやってもいいよ」と思って頂けたのでしたら、管理人冥利に尽きますので、ありがたくお受けする所存でございます。
メールでの連絡先はこちら→ akiko@s28.xrea.com
では、今後共どうぞよろしくお願い致します。
February 15, 2004
“糸式＠SIDE-A”とは？
今回MTを設置するにあたって、これでも一応はカッコいいサイト名とか考えてたんですよ。内容的には自分の愛する者や物について熱く語るというコンセプトが固まっていたので、「愛しき○○よ」みたいな名前はどうじゃろ？と思いついて、とりあえず「いーとーしーきー」と入力したらですね、「糸式」と変換しやがりました、ワタクシのMS-IME2000さんてば。
それを見て「百式」みたいでカッコいいじゃーん！なんて血迷ってしまったワタクシもどうかと思うのですが。つーか、普段からいかに「百式」とかいう単語を使っているかってことですねー。
ご存知ない方のために説明しますと、「百式」というのはZガンダム（ゼータガンダムと読みます。一連のガンダムシリーズの2番目の作品です。ちなみにワタクシはこのZガンダム以降のガンダムシリーズはあまり好きじゃありません。）の中に登場するモビルスーツ（要するにロボットですわ。中に人が入って動かすの。）の名称です。最初のガンダムでは「シャア」と名乗っていた人が、紆余曲折あってZガンダムでは「クワトロ」という名を騙って出てくるのですが、そのクワトロが乗るモビルスーツが「百式」なのです。金色に輝くボディに、漢字で「百」と書いてあってイカスんです。萌えー。ええ、ワタクシ、クワトロ様が好きですがなにか？宝くじがで1等前後賞が当った暁には、VOLVOのステーションワゴンかJEEP CHEROKEEを金色に塗って、「百」というエンブレムを貼ってやろうと目論んでますがダメですか？
そこになぜ「SIDE-A」と付けたかというと、ガンダムの世界では地球外の場所にコロニーと呼ばれる人工の住空間があるのですね。このコロニーに「SIDE-1」から順番に番号が振られているのです。コロニーに住む人の住所っていうのが、例えば「SIDE-3の20番地」とかそんな感じで。それぞれのコロニー毎に思想や所属があったりして、中には一つの国家になってるコロニーもあるわけですよ。そんなところから、ここはワタクシの場所という意味を込めて「SIDE-A」、「A」はAKIKOの「A」ですね、をちょっと付けてみました。すなわち「ワタクシの愛しいもの」ということです。
ああ、なんかこうやって説明してるうちにだんだん情けなくなってきた（涙）。厄年も過ぎた子持ちの主婦でしたわ、そういえばワタクシ。
MovableType設置完了
設置ができたということで、設定が完了したわけじゃなかったりするけど（汗）、とりあえずテストを兼ねてエントリしてみよう。はい、そこ！見切り発車とか言わない！
友達からこのMovableTypeなるものの存在を教えてもらったのは、もうずいぶん前になるのだけど、その頃はまだ情報も少なくて設置も難しかったし、それと、大雑把なこのワタクシにこのようなツールが使いこなせるかどうか甚だ疑問だったわけです。
・・・とかいうのはオモテ向きで、本音を言ってしまうと、自分のサイトを持つというのが面倒だったのねん、あはは（遠い目）。
初めて自分のホームページなるものを作ったのはかれこれ5年以上前。それから、まあ、色々な人に出会ったわけですよ、ネット上で。困ったちゃんから言いがかりつける人妬み嫉み逆恨み等々香ばしい出来事がありますた。あ、声を大にして言いますが、もちろん素晴らしい出会いもあったですよ！大切な友達もたくさんできたし、ダンナもめっけたし（ぉぃ）。
でもでも実際のところは、プラスよりもマイナスの方が多かった。こう見えて（どう見えて？）ワタクシ結構打たれ弱い性格なんですよ、とってもデリケートなの。反論とかツッコミは受け付けませんよ、ええ。だからダメージが大きかったんですねー。他人様の目ばかりが気になって、自分の意見や思いを言葉で表現することの恐ろしさが身に沁みて、それまでやっていたサイトは閉鎖しちゃいました。
それから少しして結婚とか出産とかしちゃったんですよ。まあ、その経緯もなかなかどうしてなもんで、物理的に時間がなかったというのもありますね。そんなこんながやや落ち着いたかなーと思った頃に実父が急逝するわ、その4日後にダンナの祖父1が亡くなるわ、1ヶ月後にダンナ祖父2も亡くなって、当時1歳半だったムスメを連れて葬式＆法事の連続！なんていう過酷な日々もあったし、思いつきのようにマンション買っちゃって引越ししたりねー。その間にも自分の仕事（工芸家の端くれです、一応。内職ちっくですねー。）もあるのに、知り合いに頼まれてホームページ作成のお仕事したりねー、もーHTML書くのイヤー！とか、諸々の事情があったのです。
で、最近になって色々なことがクリアになってきますた。例えば、ムスメに手がかかる時間が短くなったし、仕事でやってるサイト作成はテンプレートが固定されてきて楽になったとか、自分の時間を捻出できるようになってきますた。精神的にも香ばしい出来事をスルーできるようなヲトナになったし、てへ。もう他人様にどう思われたっていいんじゃない？もうぶっちゃけちゃってもいいんじゃない？もうヲタクだってこともカミングアウトしてもいいんじゃない？みたいな。最近の若い人の間では開き直りとか言うらしいですねぃ、こういうのを（違）。
ステキな奥様の小洒落たサイトを目指そうなんて野望も、自分の信念に基づいたポリシーなんて素晴らしいものも、人々に何かを伝えようなんて壮大な考えも全くありません。所詮“ヲタク系主婦の戯言”です。どうかそのあたりの心情をお汲み取り頂いて、生暖かい目で見守ってやって頂けますと、ワタクシ、大変シアワセなのでございます。すいませんねぇ、自分勝手なことばっかりほざいて（汗）。
あ、そうそう、ワタクシ、腹黒いけど底意地は悪くないと自負しております。ワタクシの文章でどなた様かを傷つけようなんで意図はぜーんぜんありません、本当に。なので、どうか言葉尻を捕らえて厳しいツッコミを入れるとか、喧嘩腰でのご意見とか、そういうのはご勘弁下さい。お願いします、ぷりーず。
当然のことながら、ここにいらして下さる誰かが傷つくというのも大変不本意なので、「これはちょっとなー」と思うようなコメントがあった場合、ワタクシの判断で予告なく削除させて頂きますことを予めご了承下さいませ。モチロン、セールス勧誘マルチポストは禁止。
・・・なんて、前置きをしなくちゃ落ち着かないっていうのも、なんだかなー（汗）